大阪府枚方市職員による試行結果が『自治実務セミナー』(第一法規、令和2年9月号)38-44ページに報告されています
2020年9月 1日
・テ-マ:「『行政文書の管理に関するガイドライン』の実践(下)~ファイリングシステム試行導入で新分類手法に挑戦/適正管理の効果を検証し職員の手による全庁展開へ」
・著者:益田直和(枚方市総務部コンプライアンス推進課法務・文書グループ)
・9月号目次:以下のとおり
Ⅲ 試行導入の効果測定
1 数字に見る導入効果~執務室の省スペースと文書検索時間の短縮化~
(1) 執務室内文書量の削減率88%/執務室面積の20%がフリースペースに
(2) 文書検索に要する時間の短縮がもたらす人件費の削減効果
2 職員自らの手で導入した場合の導入経費の抑制効果
(1) コンサルタント業務に係る委託料
(2) キャビネット購入費
3 現場発の働き方改革に~オフィスレイアウトの根本的な見直しとの一体化効果~
4 数字に表れない改善効果~適正な文書管理と業務改善
(1) 文書の散逸防止と文書のライフサイクルの確立
(2) 情報の見える化・共有化の実現
(3) コンパクトかつ安全・快適な執務室
5 試行導入に携わった職員の声
Ⅳ 全庁展開の課題と展望
1 全庁展開に向けた課題の抽出~書庫の運用改善と必要な予算
2 「なぜ今なのか」を全庁に発進する視点
(1) 働き方改革
(2) 紙文書と電子文書の一元管理
おわりに
【10月号 予告】
テーマ:日本初! 文書管理改善の自主導入への軌跡(上) 〜導入は「退庁時 机の上は 滑走路」で私物化容認意識を払拭/ 維持管理は「いつでも誰でも 30秒他者検索」で段階的レベルアップ〜
著者:別府雅彦(宮崎県都城市議会事務局次長、行政文書管理アカデミー教授)